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             多くの研究において、カロテノイドの高用量摂取や血清中の高濃度は冠動脈疾患の発症リスクを低減させることが示唆されている。 
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          | 各カロテノイド摂取と冠動脈疾患リスクとの関連性について、女性を対象に前向き研究を行った。 | 
        
         
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          | 対象:女性看護婦 73,286名(Nurses' Health Study) | 
        
         
          | 追跡期間:12年間 | 
        
         
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          | 冠動脈疾患の発症リスクをカロテノイド摂取量別(5分位)で比較すると、β-カロテン及びα-カロテンの最高摂取群は最低群より有意に低値であった(表)。 | 
        
         
          | 喫煙状況による差は観察されなかった(図)。 | 
        
         
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          | 表 カロテノイド摂取量と冠動脈疾患リスク | 
        
         
            
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          | *: 中央値(24%値、75%値) | 
        
         
          | *2: 年齢、喫煙、BMIやその他のCADリスク因子調整済: (95%CI)) | 
        
         
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          | 図 喫煙の有無におけるβ-カロテン摂取量とCADリスク | 
        
         
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             α-及びβ-カロテンを多く含有する食品の摂取により、冠動脈疾患リスクが低減されることが示唆された。 
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