| ■■■サプリメント摂取による高コレステロール血症の予防と治療 
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             Terrence E. Steyerら, Nutrition 2003; 
              19: 415-418 
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                |  対象者: | 
                NHNESV研究への参加者13,990名を対象とし、人口に置き換えて換算した。 | 
               
               
                | A群: | 
                高コレステロール血症と診断された人 | 
               
               
                | B群: | 
                高コレステロール血症を予防しようとしている人 | 
               
               
                | C群: | 
                高コレステロール血症ではない人、またはコレステロール増加に対する予防対策をしていない人 | 
               
             
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             A群の高コレステロール血症の患者においては、3.6%の人がコレステロール値を下げるためにサプリメントを利用していた。 また、B群の高コレステロール血症を予防しようと考えている人では、1.2%の人がサプリメントを摂取していた。C群においては0.7%のみがサプリメントを摂取していた。 
               
              A群のサプリメント利用状況をC群と比較すると、オッズ比が2.10(95%信頼区間:1.38-3.21)であった。B群はC群と比較すると0.69(5%信頼区間:0.48-1.00)であった。 
               
              本調査での解析によると、米国において、総コレステロール・LDLコレステロールを低下させる可能性のあるサプリメントを利用率は低かった。今後は、サプリメントの効果や、医薬品の代用として利用することが可能かどうかなどの調査が必要である。 
             
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          |  表 高コレステロール血症予防のためにサプリメントを摂取している人の割合 | 
        
         
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